若葉の頃①

こんにちは、田丸はるかです。


もうすぐ新生活シーズンなので、それにあやかった内容を。


(あくまで読み物なので、一部当時の内容とは異なる表現があります)



中一のころ、私は何を血迷ったか運動部に所属していた。


それもバドミントン部。ラケットは軽いが、その分スピードと反射神経を要する超ハードスポーツである。


反復横跳びを3分間20回しか出来ない私が、何故この部活に入ったかというと、愚かにも当時付き合っていた友人の真似をしたからであった。


残念ながら私にバドミントンの才能はなく、辛い練習の毎日。


例えると「仕事はつまらないが、友人や知り合いがいるのでやめられないバイト」のようなかんじで、3学期にはもう体力の限界を迎えていた。


部員とのいざこざなどを経て、1年生の3月にようやく退部をはたしスッキリする。

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BGMさよならの向こう側


新学期・2年にあがった私は美術部へ再入部。

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THE文化部


本来2学年で部活動をかえるという行為は、ヒエラルキー的な問題が付きまといがちだが、


プリクラの回でも登場した、ヒナ(仮名)
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が美術部であり、同じクラスだった1年生時に仲良くしてもらっていたので、その心配はなくすんなりと受け入れられた。
(何年後かに改めて聞いたら「嫌じゃ無かったといったら嘘になる」と言われたけど、それはまた別の話ということで・・・)


おまけにクラス替えでは、部員のうち2名と級友(おなクラ)になれたこともあって、私はその年の友人運がいいことを確信した。


1年生では身の丈に合わない運動部でずいぶん嫌な思いをしたので、暗黒時代と呼んでいたが、


2年生では青春の日々が始まる・・・と緊張と期待でいっぱいだった。


そして記念すべき部活動1日目、


私はメンバーの一人からあることを聞かれる。






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ギャグ日風の効果音

私はこのとき初めて、「ここにいる全員がオタク」であるという事実に気づいたのであった。


つづく