たまるの漫画ヒストリー【幼少期編】

こんにちは、田丸はるかです。


漫画家志望者らしく、今日は私の「まんが(家志望者)道」を語りたいと思います。
♪傷つき打ちのめされて~も~♪♪(まんが道・ドラマOP)



私の母は大の漫画好きというわけでもなかったので、幼少期に過ごした家に漫画は一冊もありませんでした。
あるのはビートルズやエリッククラプトンなどのロック系カセットテープと、
母が大量に録り溜めしていたドラマやバラエティのビデオテープだけ。

棚には漫画どころか小説の一冊も差し込まれてなかった記憶があります。


そんなノー漫画ノーライフの私がいつ漫画というものに触れたかというと


母の実家の押し入れにあった古い漫画を見つけたのが最初でした。


うちの母は先述通りオタッキーではなかったので、そこにあった漫画も70~80年代に流行った有名作品がほとんどでした。


美しい女性が描かれた淡い表紙や、おしゃれな着物の女の人がポーズをきめているカバー絵の数々。
(間違ってもマカロ〇ほうれん荘やガ〇デカはなかったです)


そんな中
一冊だけ異質を放つものがありました。


ホラー漫画好きなら誰もが知っている日野日出志 - Wikipedia先生の


めちゃくちゃ怖い漫画です。(タイトル出せませんが、女の子の目玉がぽろっと落ちている表紙です、よろしければググってみてください。ただし閲覧注意です


当時4歳くらいだった私はこれを見た瞬間、何とも言えぬ恐怖に襲われました。


背中の毛がぞわぞわと逆立ち、こめかみから冷や汗が出たのをまざまざと覚えています。


今はお地蔵さんのように静かな私ですが、この頃は好奇心の塊のようにアクティブな子どもでした。
そんなお転婆な私でも、この本は1ページたりともひらけず、すいっと抜き出した元の場所に戻し、逃げるように立ち去ることしかできなかったのです。


私は何も見なかった、忘れよう・・・


そう自分に言い聞かせ、あの怖い光景をしわの少ない脳みそから追い出そうとしばらく必死でした。


幸いなことに子どもは毎日色んなことがあるので、恐ろしい記憶は私の中から徐々にフェードアウトしていき、
無事に忘れさることができたのです。





しかし、私は知りませんでした。




忘れた頃が恐怖の始まりであることを。






続く




テンションで続き物になってしまった・・・