夢に対してのリアクション

こんにちは、田丸はるかです。


私は漫画家を目指しているわけですが、リアクションがあんまりよくないという理由で、
公言はしてきませんでした。


家族には口を揃えて「なれるわけないでしょ」と言われたし、


中学の時の友達は「へぇー(棒)」と興味なさそうなかんじだったし、


高校の時の担任の先生に至っては「趣味を仕事にすると苦しむから」と反対されたことがあります。


なので、20すぎてからは趣味で漫画を描いているとかも全く言えませんでした。


秘密にする理由はもう一つあって、


私は漫画家を目指しているにも関わらず、自分の作品に自信が無かったんです。


「漫画家を目指している」→「じゃあ作品見せて!」と言う流れがとても苦手だったんです・・・。


というわけで、私は「休日なにしてるの?」と聞かれても、「ボーーっとしてます」と答える、傍目からみると不気味な人物になりつつあったのです。


が・・・実は今では「漫画描いてます!出版社に投稿してます!」と自主的にではないですが、聞かれたら言うようにしています。


何故そうなったかというのは、3年前に遡るのですが・・・


現在の会社の上司との面談があった時のこと。


最初は仕事についての悩みや、今後の希望などいったテンプレ会話だったんですけど、


5分くらいで上記すべてを聞き終えて納得した後、おもむろに、


「ところで、田丸さん・・・









漫画を描いてるんだって?」


と言われたんです!


ドキッーーー!!!!何で知ってる・・・!!?


それは、営業だから話し上手なおばさまたちが多く、


噂がマッハで広がるせいなんです。


私が一人の人にお話ししたことが、ついぞ最終ゴールである上司の耳に入ったということです。


さあどうなる、今まで散々失笑されてきた我が夢!・・・と覚悟をしました。


そしたら・・・










「サインちょうだい!!!!」


とまさかの依頼。笑


拍子抜けして「まだ志望者なんです・・・」と言うと、


上司はひるむことなく、「人気になっちゃったらサインもらえなくなるから!!」


とウキウキしながら仰りました。


初めて肯定された私の夢。


初めてもらった応援の言葉。


正直・・・









これはこれで・・・面倒くさいwwが率直な感情でした。


大の漫画好きであったその上司は、その次の年に本社移動になってもういないのですが、


その軽~~いリアクションのおかげで、
夢というのは、否定されれば悲しいけど、肯定されてもプレッシャーなんだな。と理解し、


何を言われても大したことないや、と漫画家志望であることを恥ずかしがらずに伝えられるようになったわけです。


悪く言えば、その上司は何も考えていないフランクな人になってしまうのですが、


私みたいにくそ真面目で、自信が無いようなタイプには、そういう人の適当な言葉が必要だったのかもしれません!


めんどいな(笑)と思ったのは事実ですが、高校の先生に言われた言葉よりも、今は胸に残っています。^^





というわけで、夢に対してのリアクションについてのお話でした!


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SNS慣れするためにイラストばっか描いてましたが、そろそろ原稿作業のリズムを思い出さなければいけないので、


このブログは毎日更新はするつもりですが、内容が薄くなるかもしれません!


・・・いつも薄いか!


めずらしく長い話でしたね。


それでは失礼いたします。